軽率でした

 私は、これまでの3分ゲーに関する文を―全てプレイヤーの立場から書いてきたつもりでした。製作者としてではなく、プレイヤーとして書いてきたのです(私は製作者であると同時にプレイヤーでもあるのです。それは、ゲームをプレイする全ての製作者に当てはまることだと思います)。仮に私が本コンテストに投稿していなかったとしても同じ意見を持ったでしょう。

 しかし、多くの方々は私を製作者と見ており、私の文もプレイヤー立場で書いたものとは受け取られないのでした。私にはその意識が足りませんでした。全作品に関するコメントは全てコンテストの結果が出る以前に書いたものです(結果が出た後に幾らか修正を加えましたが、基本的な主張は変わっていません)。その結果、頭上の二作品にのみ噛み付いているようなコメントになってしまいました。私にその意図は無かったのですが、そう見えてしまうことはごく自然なことですし、そうではなかったと証明する術もありません。実に私は軽率でした。

 「3分ゲーかくあるべし」に関しましては、私の解釈です。私の解釈と異なっていても、コンテストに何らかの理念というか、目標があるのならば意味のあることだと思います。決して「私の信念に反するのは意味が無い」という意味ではありません。
 以前、あるところで「αで違うルールを試したほうがいいかも」的なことを書いたこともあります。しかし、それも的外れな考えでした。そんなことは拘束できることではないし、必要なものでもなかった。ただ私は「3分ゲー」の「3分」に勝手に以前に書いたような意味を見出し、それに合わないと感じたものを許せなくなっていたのです。その結果非常に失礼なことも書いてしまいました。
 今、私が3分ゲーに望むことは「3分ゲームコンテスト」を立ち上げた際に何を目指して立ち上げたのか。何故3分なのか。それを明確に示して頂けることです。それが本コンテストの発展にきっと訳に立つことだと考えています。

 以後、この件に関してはここにも他の場所にも一切書きません。
 失礼しました。